『義母と娘のブルース』コミックを読んで

ちょっと感動物が読みたくて、買いましたが、想像以上の感動作でした。

ギャグコメディの中に、所々に心にジーンとくるシーンがあり、上下巻を一気に読了してしまいました。

人の想いというのは、ときに押しつけではないかと思うときがあります。でも、それは相手がどう感じるかで決まります。

その感じ方というのも、普段どんな風に接しているのか、自分がどんな風な言葉で、どんな態度で言っているのかに左右されます。

「親切の押し売り」や「ありがた迷惑」なんていう言葉は、お互いの心のズレで生じてしまうんだろうな。

私は多分ひねくれている方です。社会人になるまで、「ありがとう」と「ごめんなさい」をちゃんと言えなかった。要するに素直ではなかったし、今でも素直ではないです。失敗したときはできるだけ隠すし、言い訳もするし・・・特に心の中で。

自分の非をちゃんと正しく認めることに、すごく抵抗があります。完璧主義と言われればそうなのでしょう。

間違えたくないという意識が強くて、失敗したくないという意識が強くて動けないこともしばしば・・・

「ひとりでできるもん」みたいな意識がまだ今の年齢になっても根底にあります。

その一方で、誰かに頼りたいとか、安心感を得たいとかも思います。

自分で自分が面倒くさい性格だ~と思います。

他人から「ありがとう」と言われても、「気になったからした」とか、「仕事だから」という自分本位な行動を取っただけなので、あまり心に響かない感じがあります。反対に自分から言う「ありがとう」は嘘くさくなります。本心から感情を込めて言葉を発することをしていないような気がして・・・気にしすぎならいいんですが・・・

言葉に感情を乗せられるってすごいことだなと思います。ゆっくり話せるようになったら、感情を乗せられるのだろうか・・・

明日、もう少し意識をして言葉を話すようにしてみよう。