『やがて恋するヴィヴィ・レイン6』
通勤時間に本を読むことが多いです。
その中でも冒険ものを読むのが好きです。
小説を書ける人ってすごいな~と思います。登場人物の性格なんていうのは、すごく作り込まれてて、はじめから最後まで芯は変わらない。などの設定の作り込みがしっかりしていればしているほど奥深く感じます。
ヴィヴィ・レインの作者の前作は読んだことはないのですが、気になります。
積み本が消化されるまでは、しばらくお預けです。絶版にはならないはず!
とうとう終わりが見えてきたヴィヴィ・レインです。人の感情というのは大事なんだな~ということを思いました。
社会人になって、仕事をし出したときに「ありがとう」の重みがなくなっていくのを感じました。接客業なので、すべての方に使う言葉になります。そうしているうちに、本当に気持ちを込めて言っているのかどうかを考えてしありがとうまうようになりました。
もともと私は「ありがとう」と「ごめんなさい」が苦手で、あまり使えていませんでした。そこに「すべき」思考で言葉を使った為、そんなことを考えてしまったのかな?と思います。
心のこもった「ありがとう」を使った記憶が今のところ浮かばないっていうのは、悲しいことなのだろうか。ありえないことなんだろうか。
それとも、自分の知らないうちに使っているのかも?
仕事中の言葉には本気度はあまりないと思います。プライベートの何気ないときは、少し入っているかも知れません。
涙が溢れるくらいの・・・というのはないかな。
誕生日のおめでとうに返す「ありがとう」も義務で言っているような気がする。
「一人で生きていけるもん」とか思ってるのかな。自分だけで全部するっていうことがいいことなんだと考えているという意識があります。誰かに助けてもらったり、感謝とかされたときに、自分ひとりという意識が壁になって、感情を消してしまっているのだろうか。
自分の心の本当の声は幾度となく消してきています。その自覚はあります。
感情を表に出す訓練をしたいです。
そうして、感情が豊かになれば、生活の質も向上するんじゃないかと思います。
と、小説を読んで考えました。
考えるきっかけはあっても、やっぱり何かしらに書かないとまとまらない。
今まで色々な本を読んだけど、読みっぱなしがたくさんあったんだなということに気付けました。
それだけでも、日記を書いてみて良かったな~と思います。