感情の遅延について

今日の「ホンマでっかTV」にて、植木理恵さんが言っていたことに「なるほど~」と思いました。

「感情をすぐ出す人と、後から思い出して色々考えてしまう人がいる」という話でした。

感情をすぐ出す人は、人と会った直後に話題を振ったりしないそうです。

後から思い出して色々考えてしまう人は、反対に、「今日は〇〇ですね」などの様々な話題を話すそうです。

自分に当てはめると、初対面の人と会うときには「自分から話さないと!」みたいな義務感で話すことが多いです。普段友達と会うときも、同じように何かしら話しているような気がします。

そして、実際に何かしら言われたときに、その時は何も思ってなくても、しばらくしてから「ああしておけばよかった(ああ言えばよかった)」など後悔や反省をすることが多いです。夜にイライラして寝られないときも、時々あります・・・このイライラしている時間は自分の時間じゃないからもったいない!と思うのですが、なかなか難しいです。

最近感情について考えることが多いのですが、感情を遅れて感じてしまうのはどうしようもなさそうな感じがします。それが性質なのかな?

 

もう一つ、「傾聴」についてもありました。

「傾聴」は、話をただ聞くだけではなくて、その人が話したがらないことに気づくことだとの説明がありました。そして、それについて質問はせず、話してくれるのを待つのが大事とも言っていました。話してくれた時点で、その人の中で大きなことだったものが、小さくなったんだと思えばいいんだそうです。

「傾聴」は奥が深いです。どうしても気になったら訊いてしまいそうになります。このあたりがまだまだです。

実際自分が話すときにどうかと言うと、全くその通りだなと思います。

自分の中で重要だったり、大きなことと思う内容は話さないです。相手に気にして欲しくないとか、質問して欲しくないと思っていることは、自分から話題にしないです。相手から質問されたら、ほっといて欲しいと思いつつ、渋々話す感じになります。

そう考えると、普段の自分は大丈夫かな?と思います・・・配慮がないんじゃないかとも思います。

そういえば、「悪口」を言う人は配慮のできる人とも紹介されていましたが、それは、普通の人限定です・・・そして、普通じゃない人の「悪口」はただ単に自分が正しいという見せしめであったり、自分を敬えという主張なので、質が悪いです。その中に相手はいません。

この点に関しては「ホンマでっか!?」です。

自分ではどうかなと考えるきっかけがあるので、この番組は好きです。

内容が諸説あるので、鵜呑みにしてはいけませんが。

 

感情は遅れてでも感じることができるなら、それを大事にしていかないとですね。

素直に「ありがとう」が言えるときが来るようにしたいです。