自分に自信があるとは

レジ部門の部門長をしていると、パートさんとアルバイトさんの評価をしなくてはいけないときが来ます。

仕事には人によって向き不向きがあります。

接客業が好きで、スーパーのレジを希望されるときには、レジの登録の正確さが必要になります。

バーコードのない商品は、パネルをタッチして登録します。そして、タッチしたときに、間違ったキーを入力していないか画面を確認します。その画面の確認ができない人が登録ミスをします。(数字の入力間違いや、二重登録もあります)

そういう方は、接客業には向いていても、レジの登録には向いていないので、総合的な判断では「向いていない」になります。いくら丁寧であっても、お金に関わる登録を正確にできない人をレジ部門に置いておく訳にはいきません。もちろん、社員が教育していることを前提にしてです。

あまりにも目に余る方は、店長に相談して、他部門への異動を勧めます。その際、「自分はできている」と思っている人に対しては、事実を伝えますが、納得しない人がまれにいます。

むしろすごい自信だな~と思います。明らかに平均と比べて劣っているのに、自分はできているし、これから良くなっていくという意識があります。

実際は画面を見られていないことがあるのに、ミスが上がってないから、できている・・・と言う方に、「たまたま」だと宜もなく伝えましたが、「ひどい!」みたいな反応をされました。しかし、してないのは事実です。お客様の方からすれば、画面チェックをしてくれないレジに並びたいと思わないでしょう。

加えて、ミスが上がっていない=「ゼロ」ではないです。サービスカウンターで返金をしてないだけで、実際には数件ある可能性があります。

自分に自信があるのは良いと思いますが、等身大の自分を見て欲しいです。

何が一番お店のためになるのか。視野狭窄状態では話が通じません。

一応雇った店長に責任があるので、この問題の最終は店長に任せます。

中間管理職みたいな立ち位置にいるので、色んなことを考えないといけません・・・

世の中の中間管理職の方々、お疲れ様です!

自分だけの管理にしたいな~と常々思います。